人類の起源にはいくつかの説が存在します。誰もが一度は「なぜ人類は存在しているの?」と考えた事があると思います。
正直、起源はどうでもいいのですが、我々はなんのために存在しているのでしょうか?そんな問いの答えが人類の起源を知る事によってわかるかもしれません。
それでは、ご紹介致しましょう。
人類の起源は「アダムとイブ説」
一つ目は、旧約聖書『創世記』のアダムとイブ説です。神は七日間で世界を作った。そして六日目に人間を創造しました。最初に誕生したのはアダム。そしてアダムの肋骨からイブを創造しました。そして神はアダムとイブのために楽園「エデンの園」を作りました。
そこにはあらゆる種類の木があり、その中央には「命の木」と「知識の木」と呼ばれる2本の木がありました。それらの木は全て食べられる実をならせましたが、神は「知識の実だけは食べてはならない!食べると死んでしまうよ!」と忠告しました。
だが、イブが悪魔の化身の蛇に誘惑され、知識の実を食べてしまいました。イブはその実を食べた後、アダムにもそれを勧めました。すると、実を食べた二人に自我が芽生えました。
羞恥心を感じ始めた二人は、自分達が裸であることに気付き、それを恥じてイチジクの葉で腰を覆いました。
そんな彼らを見て怒った神は、二人を地上に追放したのです。同時に神は男には労働の苦しみを与え、女には生みの苦しみを与えた。と言います。※このことから人間は生まれながらに罪を背負っている。と言われているのです。
以上、一般的に伝わる「アダムとイブ説」です。この説は今でも多くの方が信じている人類誕生の起源で、1800年頃までは疑われなかったそうです。※ちなみに、その後人類がどう繁殖していったのかはコチラの記事⇒【宗教が誕生したきっかけと歴史まとめ】をご覧ください。
人類の起源は「ダーウィンの進化論説」
二つ目は、ダーウィンの仮説。生物は長期間かけて次第に変化したという仮説です。人類は猿から進化したとされる説です。簡単に説明すると、自然環境で生きてく内になんらかの突然変異が何度か起きた。というものです。まず、ダーウィンが提唱する進化過程を見ていきましょう。
- 600万年前「猿人」
- 200万年前「原人」
- 50万年前「旧人」
- 20万年前「新人(ホモサピエンス)」※現在
のように人類は猿から進化してきたとされている。ただ、これは現在では間違いだとされている。なぜなら、あまりにも進化しすぎ。なのだという。具体的に言うと「進化過程を連なる鎖として見た時、欠けた部分があまりにも多すぎる」というのだ。実際、この事を裏付けるように、2014年の研究では人と猿の遺伝子が83%も違うという結果となった。
実はこの説はダーウィン自身も「これ違うかも?」と言っていたそうで、なぜこの仮説が世に広まったのかダーウィン自身も困惑していたという。※そもそもアメリカなどではこういった進化論は宗教を否定する事になる為教科書などに掲載されていない。
人類の起源は「アヌンナキ説」
※画像引用元はコチラ
三つ目は、全ての矛盾が解決する宇宙人アヌンナキ説です。紀元前3800年頃、現在のイラク北部に位置する場所にシュメール人と呼ばれる民族がやって来る。そしてなんとシュメール人は高度な技術によってあっという間にそこに都市を築き上げた。※これが世界最古の都市文明「メソポタミア文明」の前身となった「シュメール文明」である。
シュメール人は、建築から芸術、さらには学校や言語、文字の発明(楔形文字)に至るまで、様々な技術と知識を持っていた。また彼らは人類史上初となる船や車輪つき戦車なども作っていたそうだ。当時彼らはこれらの記録を「粘土板(シュメール文書)」に残していた。これを現代になって考古学者の「ゼカリア・シッチン」が解読したところ、そこにはなんとシュメール人の起源が記載してあった。
シュメール文書から引用:
アヌンナキという宇宙人が二ビル星からやってきた。アヌンナキは金を採掘するために地球へとやってきた。アヌンナキは金を採掘する労働者を求めていたので、遺伝子操作によって我々シュメール人を作り出した。
なんと、アヌンナキは当時そこにいた「原人」に遺伝子操作を施しシュメール人を創ったというのだ。また、シュメール人達も自らを「混ざり合わせた者」と呼び、自分たちは「アヌンナキ」という神々の集団によって作られたと信じていたという。
アヌンナキとダーウィンの進化論
つまり、ダーウィンの進化論で説明した「進化過程を連なる鎖として見た時、欠けた部分がある」人類進化しすぎ。という点に、アヌンナキの遺伝子操作が入る事によって解決される事になる。
アダムとイブとアヌンナキ
「シュメール文書」には、最初の人類の名前が「Adamu」と書かれている。ここでアダムとイブの話を思い出してほしい。
アダムという言葉はヘブライ語で「最初の人類」を意味する「Adam」となる。この事から、旧約聖書はシュメール文書に基づいていると言われている。実際、イブもアダムの肋骨から創造されていますが、これももしかすると遺伝子操作の一部なのかもしれません。
宇宙人「アヌンナキ」とは
身長は3~10メートル。寿命は数十万年と言われている。二ビル星出身。二ビル星は、他の宇宙人が作り上げた人工衛星。アヌンナキの目的は、太陽系を調査するためだといわれている。地球での3600年が二ビル星の1年。※アヌンナキについて詳しくは【地球に存在する宇宙人の目的は?種類は?】をご覧下さい。
アヌンナキはなぜ地球に来たの?
アヌンナキの故郷二ビル星が危機的状況に陥ってしまった。なんと大気圏に亀裂が入ってしまい、有害なものが入り込んできてしまったのだ。そんな時アヌンナキが考えたのが、「大気圏上に金の粉末をばら撒いてシールドを張ろう」というものだった。※特殊な金は放射線なども防げるようでNASAの衛星などでも使われている。そして、アヌンナキは金を求めて地球にやって来たとされている。※ちなみにアヌンナキは火星などにも行っている。
アヌンナキの遺伝子操作
地球に到着したアヌンナキ達は「ルル・アメルプロジェクト」と題した遺伝子操作を始めます。この作戦の指揮をとったのがアヌンナキ最高神(アン)の子供達であるエンキ(兄)とエンリル(弟)だった。
この計画はかなり難航したようで、地球時間ではなんと約7万年掛かったと言われています。
当初エンキとエンリルはアヌンナキ達を奴隷のように働かせていたが、次第に作業が限界になり「人間」を作ったと言われている。この際、当時地球に存在していた猿人を利用した遺伝子操作が行われた。その間に何度も失敗したそうで、中には動物と人間のような姿をした奇妙な生き物も誕生させてしまっていた。そんな事もありつつなんとか完成したのが、最初の人類とされる「Adamu」です。
アヌンナキ達のその後
その後の人類が旧約聖書『創世記』のアダムとイブ説に繋がって行くことになる。アヌンナキ達(シュメール文明)もその後の人類と深く関わっていき、メソポタミア、エジプト、インド、など様々な文明を築く手助けをしたと言われています。
ちなみに、エンキがアヌンナキ達を指揮し、エンリルが人類を指揮していたとされている。これらの事がオカルト的な神様や神話と繋がっていくのだが、その後については今後の記事でご紹介したいと思います。
確かに、シュメール文明を築いたのがアヌンナキだったという証拠は存在しないが、この説を裏付けるように、なぜかシュメール文明を築いたシュメール人の行方もわかっていない。※定説では他の文明と同化したといわれている。
まとめ
アヌンナキ達がその後の人類史に大きく関係があるとされているのですが、かなりの情報があるので今回は割愛させて頂きました。ですが、アヌンナキが神だと言う事はお分かり頂けたでしょうか?
アヌンナキは地球を去る時に黄金の箱を残したと言い伝えられていますが、それがあの「契約の箱」ではないかと考えられているのです。一般的には契約の箱は『旧約聖書』に記されている十戒が刻まれた石板を収めた箱とされていますが、実はアヌンナキが残した知識と秘密のツールが入っている箱ではないかと言われているのです。今もどこかでこの黄金の箱が眠っていると思うとワクワクしますね。