何気なく見ている月ですが、実はかなり不思議な物とされています。
月が存在している事の説明より、存在していない事の方が説明しやすいとも言われています。
今回はそんな月について都市伝説を交えながらご紹介致します。
謎の天体「月」とは?
一般的には、月とは地球の唯一の衛星である。とされています。
ちなみに衛星とは、惑星の周りを回る天体の事です。
実は、この月がなぜ存在するのか、どのように誕生したのか、未だにわかっていないと言います。
月の謎について
月には多くの謎が存在する。
その①月の大きさ
月の大きさは地球の約8分の1程度だが、地球の大きさに対して月の大きさはあまりにも大きすぎるという。
太陽系にはいくつか衛星が存在しますが、他の惑星の衛星と比べてもあまりにも大きすぎると言うのだ。
その②月の公転周期と自転周期
月の自習周期と公転周期が完璧に一致しているため、地球からはいつも同じ面しか見えない。
かなり不思議な現象だが、実はこれは木星の衛星でも確認されている。
その③月のクレーター
月のクレーターの数が異常とされています。
また、クレーターは隕石などが衝突してできるのだが、月のクレーターはあまりにも浅すぎるという。
どんなに巨大なクレーターでも深さ約6キロほどだという。
その④月の皆既日食
日食には、太陽全体が見えなくなる皆既日食、太陽が輪っかのように見える金環日食、太陽の一部が欠けて見える部分日食がありますが、月で太陽の光を完璧に隠す皆既日食は、偶然にしては可笑しいとされています。
実は皆既日食は天文学的にも謎が多く説明がつかないとされているのです。
その⑤月の密度
月は内部の方が密度が低く表面の方が密度が高いという。
通常は重い成分が中心部に集まって軽い成分が表面に出るのだという。
その⑥謎の建造物
月の表面にはピラミッドやドーム、タワーなどの謎の建造物らしきものが確認されている。
その⑦月に異質な物体
NASAと大学の研究チームが月の内部に約200兆トンの謎の異質な金属成分があると発表している。
月の起源はいつ?
月がどうやって誕生したのかは謎ですが、今までに4つの仮説が存在しています。
その①親子分裂説
地球が誕生した時に一部が欠けて月になった。
その②捕獲説
違うところで誕生した月がたまたま地球の重力に捕らえられた。
その③双子説
太陽系ができたときに、地球と一緒に誕生した。
その④巨大衝突説(ジャイアントインパクト説)
地球が誕生した頃、火星ぐらいの大きさの星がぶつかり、
欠けた地球の一部が次第に集まって月ができた。
ただ、これらの仮説は現在ではほとんどが否定さている。
月の石を調べてみると、月の年齢は地球よりも古いという結果になったのだ。
また、月の大きさや軌道を考えても、漂っていた月が地球の衛星になることはありえないという。
月は人工天体だった?
実はもう一つ仮説が存在します。
それが人工天体説。
月の内部は空洞で、そこには高度な文明の宇宙人がたくさん住んでいる。という仮説です。これはもっとも都市伝説に近い仮説だが、さきほどの謎を含めてもほとんどの辻褄が合うという。もちろん宇宙人の存在は確認されていないが、月の内部に空洞が存在する事はほぼ確実だという。
有名な天文学者曰く「空洞が存在する天体は存在しない」という。この結果から、内部に空洞が存在する月が異常な天体であることは間違いない。また、月で宇宙人の存在は確認されていない。と言ったが、実はこんな都市伝説が存在する。
アポロ19号とアポロ20号
アポロ計画は11号から始まり、1972年の17号まで行われてきました。
ですが、実はその後もアポロは月へ行っていたという都市伝説が存在するのです。
それが、アポロ19号とアポロ20号計画。
これは、アポロ15号が月面調査時に宇宙船らしき物を発見したという報告から、その調査のための秘密の計画だったと言われています。そしてなんと、アポロ20号の月面調査時、宇宙人のミイラを発見してしまったというのです。
それがテレビ番組などでも公開された「東洋のモナリザ」日本では「かぐや姫」と呼ばれている宇宙人のミイラです。
宇宙人のミイラ含め、この都市伝説はかなり嘘くさいですが、ただ、実際にアポロ計画のデータを管理していた人物の密告によると、月には六種類の宇宙人が存在する。と証言していたそうです。
まとめ
実際に宇宙人が存在するかはわかりませんが、月があまりにも大きすぎる、古すぎる、軽すぎるのは事実です。
人によっては「月はホログラムで映し出されている!」なんて言う人もいたり、月に関しての話題は事欠きません。
これからさらに解明されていくと思いますが、実は月についてはあまり解明されてほしくないと思っています。
謎に包まれたまま、これからもおとぎ話の象徴とした存在であってほしいと願っています。