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幽霊や心霊現象の正体を科学的に解明|幽霊の存在を証明する根拠と科学まとめ

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ある調査によると約4割の人が幽霊の存在を信じているという結果になった。ただ、この世の中に本当に幽霊は存在しているのか?そもそも、幽霊の存在をこれまでに証明できた事は今までにあるのか?

 

 

今回は、そんな幽霊の存在について、様々な研究データを元に紐解いていこうと思う。それでは、さっそく見て行きましょう。

 

幽霊とは

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※画像引用元はコチラ

 

まず、幽霊とは「成仏できずに彷徨う者」の事を指す。こういった幽霊などが見える者を総称ではあるが霊能力者と言う。幽霊の見え方は様々だというが、特に多いのがオーブや人影をした者で、目撃情報は主に夜間に集中している。こういった情報からこの幽霊と呼ばれる者にはいくつかの種類が存在する事がわかっている。以下。

 

・守護霊系

・地縛霊/浮遊霊系

・生霊系

・憑依霊系

 

幽霊は基本的には目で見て確認できる者が多いというが、他にも、写真や動画に映り込む場合や、心霊現象(ポルターガイスト現象)として認識できる場合がある。物や電子機器に影響を与えるのはギリギリ理解できるが、中には物理現象として水や物を残す幽霊も確認されているという。

 

幽霊はどんな風に見えるのか

前述したが、幽霊が見える人はよく幽霊を「黒い人影」のようなものとして見ている。また中には、白いワンピースを着た姿・武士・着物姿・兵隊などの格好をしている具体的な幽霊も目撃されている。つまり、幽霊には時代背景の概念がない。

 

ただここで疑問が生まれる。人はこれまでに何人も亡くなっている。単純に人が亡くなると幽霊になると考えると、世の中は幽霊で溢れかえってしまうのではないだろうか。また中には原始人のような幽霊がいても可笑しくはないハズだ。

 

実は、ある霊能力者によると、見える幽霊には限界があるという。つまり、具体的な数字は避けるが、ある一定の年代以前の幽霊は見えなくなってしまうというのだ。ちなみに、人によるらしいが、幽霊は古い者ほど濃く見えて、新しい者ほど薄く見えるらしい。

 

霊感の正体とは

ではなぜ幽霊に見える限界があるのか?見える人を疑うわけではないが、実はこれを精神的異常として証明した研究が行われた事がある。

 

研究によると、まず「見える人」には神経的な異常があるという。簡単に説明すると、見える人は繊細でメンタルが弱い傾向があり、こういった事が原因で「見える」ようになっているというのだ。

 

どうゆう事かと言うと、例えば、木の木目や天井のシミなどの無機物を「人間のような物」として認識してしまう傾向にあるという。実際、この研究では、ランダムな点を被験者に見せるという事が行われたのだが、メンタルが弱い人ほどランダムな点を「人の顔や動物の顔」として認識したという。

 

なぜ幽霊には見える限界があるのか

そう考えると、「なぜ幽霊には見える限界があるのか」という問いの答えも見えてくる。もしかすると、見える限界は「見える人の創造の範囲内」なのではないだろうか。さらに言うと、見える人の中には途中で「見えなくなった人」も存在しているが、実はこれもこの説を裏付ける要因になっている。前述した研究の結果、被験者のメンタルが落ち着くと、ランダムの点も「人の顔に見えなくなった」という被験者が現れ出したのだ。

 

ただ、このような神経的異常によって見えるものが本当に幽霊と呼ばれる者なのかは未だ証明されていない。※ちなみに、この神経的な異常は誰にでも起こり得る。これは大昔から続く「外敵察知能力」が高まった状態に近いものだという。

 

心霊現象は科学的に解明できる

ここまでは精神的な面で幽霊の正体に迫ってきましたが、実は、オカルト研究家からすると心霊現象は全て科学的に解明できるという。では、さっそく科学的な視点で幽霊の正体に迫っていきましょう。

 

幽霊の正体は「超低周波音」だった

まず、人の耳で聞き取れる周波数は20Hz~20,000Hzと言われている。20Hz以下の周波数になると人間ではほぼ聞き取れない領域となり、これを「超低周波音」という。近い物で言うと、クジラの鳴き声や家庭用の電子機器なども超低周波音を出していると言われている。

 

実は、この超低周波音が人間に「幽霊のような者を感じさせる」と言われている。1998年に行われた実験によると、超低周波音を聞かされ続けた多くの被験者が、確かに寒気や人の気配などを感じたという。

 

幽霊が見えるようになる周波数

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また、中には「幽霊のような物を実際に見た」被験者も存在していた。実は、超低周波音帯のある特定の周波数が「幽霊のような物を見せる」と言われている。その周波数が【18.98Hz】だと言われている。通称:幽霊の周波数。

 

この周波数がちょうど眼球と共鳴して「幽霊のような者を見せる」と言われているのだ。特に、大切な人などを無くした直後などにこのような現象が重なると「見える」という。これは無意識から見える幻覚だとされているが、実際、大切な人を亡くした60%もの人がこういった「幽霊」を見ているという統計結果も存在している。

 

幽霊の存在は科学的に証明できない

とは言っても、心霊現象には「違和感や幻覚」という言葉では説明できない事の方が多い。では、ここからは「幽霊の正体」についてさらに迫っていこうと思う。まず、幽霊の定義からもわかる通り、幽霊はよく「人の魂」だと形容させる場合が多い。つまり、人の魂の有無が証明されれば幽霊の正体に一歩近づく事ができるのだ。

 

幽霊の正体は「重さ21gの魂」だった

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※画像引用元はコチラ:ダンカン・マクドゥーガル

 

実は、人の魂という物を研究していた人物がいた。それが「ダンカン・マクドゥーガル」という人物。ダンカン・マクドゥーガルはアメリカの医師であったが、魂の研究者としても数々の成果を残している。その中で最も有名な研究結果が「人間の魂は21グラム」だという事を発見した事だろう。

 

ダンカン・マクドゥーガルが行った実験は単純なもので、人の死の直前と直後で体重を測る。というものだった。その結果が「-21g」だっという訳だ。

 

つまり、ダンカン・マクドゥーガルはこの21gが人の魂の重さだと主張したのだ。この21gの魂を解明できれば「幽霊」の正体がわかるのだが、残念ながらその魂という物がどんな物なのかという研究は行われなかった。※ダンカン・マクドゥーガルは1920年に亡くなっているが、光のような物で繋がった魂のような物の撮影に成功している。

 

幽霊の存在証明には根拠が足りない

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人間の魂が幽霊の正体だったとしても魂の解明ができない以上、幽霊が存在する証明にはならない。やはり、科学的に幽霊の存在を証明するには決定的な根拠が足りないのだ。さらには、ダンカン・マクドゥーガルの魂の研究自体にも否定的な声が多い。

 

実は、ダンカン・マクドゥーガルの研究にはいくつかの不備があったというのだ。その中でも、計測器の不備やサンプルの少なさが致命的な根拠不足として指摘されている。そんな事もあり、やはりダンカン・マクドゥーガルの「魂の証明」は正式には認められてはいない。

 

幽霊が存在するか法的に争われた事件

科学的に幽霊の存在を証明するには決定的な根拠が足りなかったが、司法の場で幽霊の存在が争われた事もある。この出来事のきっかけとなったのが、アメリカに住む当時16歳の少女だった。彼女は16歳の時、胸に違和感を覚え、あまりの圧迫感に意識を喪失してしまった。家族はすぐに医師に診てもらうが、彼女の身体に異常はなく、軽い発作だろうと診断された。ただ、この発作以降、彼女は人が変わったように精神に異常を感じるようになる。

 

そしてこの出来事をきっかけに、彼女の精神的な容態は悪化し始める。また彼女はしきにり幻覚に悩まされ、しきりに「悪魔が見える」と言うようになったという。医師は安定剤を処方するが、その症状は一向に収まる気配がない。そんな事から、彼女の家族や友人は「彼女に悪魔が憑りついている」と考えるようになる。

 

彼女の家系はカトリックであった為、カトリック教会の司祭に悪魔祓いをお願いした。司祭は彼女の症状を見て最初は断ったが、後に渋々これを了承した。そして医学的治療を止め、カトリック教会の神父二名により、週1、2回の頻度で約一年間の悪魔祓いが行われた。ただ、結果虚しく、一年後悪魔祓いが行われた翌朝に彼女は衰弱により死亡してしまう。

 

この出来事は悪魔の仕業だと思われたが、この出来事に対して州が異議を申し立てた。なんと両親と悪魔祓いを行った神父を過失致死罪の疑いがあるとし起訴したのだ。もちろん両親や神父側は反論し弁護士を雇い司法の場で争う事になった。

 

検察側は、なぜ彼女に適切な医療を行わなかったのかを言及した。反対に両親側は「悪魔の存在証明と、悪魔祓いの有用性について」を説明証明する必要があった。つまり、幽霊の証明ができれば有効な処置だと認められる事になり、過失致死罪に問われる事はなくなるのだ。ただ、結果は両親側の敗訴。実質無罪の過失致死罪となった。つまり、この裁判でも幽霊の存在を証明する事は出来なかったのだ。

 

まとめ

結局、現在のところ人の魂も幽霊の正体も正式に存在が認められた事はない。また、前述した精神的な異常が「幽霊の正体」という結果にものやはりどこか納得がいかない点が多い。世の中には未だに解明されていない現象が数多くあるが、幽霊や心霊現象と言ったものは、もしかすると人類最後の研究テーマなのかもしれない。