赤ノ録

赤ノ録では、世の中に存在する都市伝説・陰謀論・財宝伝説などを多くまとめております。また未解決事件や不思議な現象、人類の起源などの世界の謎にも触れております。赤ノ録では、オカルトや都市伝説をメインテーマに心からワクワクするような情報を共有致します。

赤ノ録

メニュー

地球平面説の証明と根拠|世界が隠し続ける地球の事実が面白い

スポンサーリンク

f:id:ak6ark:20190712072415j:plain

 

本当に地球は丸いのか?世の中にはそんな常識を疑った考えを持つ人が少数だが存在する。彼らの考えはシンプルで「地球は平面なのではないか?」というのです。

 

 

今回はそんな地球平面説についてご紹介致します。

 

地球平面説とは

f:id:ak6ark:20190712072517j:plain

※画像引用元はコチラ

 

地球平面説とは、地球は平面であって円盤のような形をしている。という説です。かなり幼稚な考え方だが、実はこの考えはアメリカ人を中心に、世界でも少数人が信じているという。彼らの目的は今の科学でどうにか地球が平面である事を証明する事である。こういった考えを主張する者を通称「フラット・アーサー」という。

 

彼らは、FEICやFlat Earth Society (フラット・アース・ソサイティー)などという団体を立ち上げ、今でも「地球は平面である」と訴え続けている。ただし、これらの規模は当然小さく、団体の本部は誰かの自宅となっている。

 

 

地球平面論者の主張

地球平面説を信じる人には独自の理論や理屈が存在する。彼らの規模は小さいが、彼らの主張は世界に発信されていて、規模500人程度の国際会議をも開くほどになっている。では、実際に彼らがどのような見解、主張をしているのかご紹介しましょう。

  

地球平面説

平面論者の考える地球の姿は、円盤状で平面である。北極を中心に、南極が外側をぐるっと囲んでいるというものだ。

 

太陽と月

f:id:ak6ark:20190712072709p:plain

※画像引用元はコチラ

 

彼らの主張によると、太陽と月は平面の上を追いかけるように回っているという。また彼らの考えでは太陽と月の直径は52㎞だとしている。

 

恐竜の絶滅

恐竜が絶滅したのは、隕石によって恐竜が投げ出された為と主張している。おぼんに載せたコップが何かの衝撃で投げ出される様子を想像してみて下さい。

 

地球の底

彼らにも地球の底や内部が何でできているかわからないという。

 

地球の重力

彼らの考えでは、地球は常に上昇を続けている。それが重力と考えられる場合もあるが、実際は重力は存在しないという。

 

地球平面説はなぜ信じられ続けるのか

地球平面説は、科学や天文学が発展していない紀元前辺りでは確かに信じられていたが、現代の「地球平面説」の火付け役になったのがイギリス人である「サミュエル・ロウボトム」という人物。第一次世界大戦前、サミュエルは聖書を自己流に解釈し持論を展開発表した。これに有名な博物学者が反応し討論が行われ、世界的に「地球平面説」が有名になった。

 

サミュエルの死後、平面論者が集まり団体が築かれ今に至る訳だが、これらの事が信じられ続ける理由には、平面論者の間でもいくつかの事情がある。代表的な事例は以下。

 

宗教上の理由

平面論者の中には「聖書の世界」の信仰によって動機づけられている人も多い。実は、地球が平面である事がキリスト教の聖書に書かれていると主張する者もいる。(ただし、聖書にハッキリと「地球は平面である」とは明記されていない)

 

実は仏教や古代インドの伝承でも世界は平面世界で成り立っていると考えられる場合がある。仏教では世界は三層の平面が無数に存在する事で成り立っているという考え方が存在していたり、古代インドの考えでは世界は半球であり、巨大な動物達に支えられているという伝承などが存在している。但しこれらのほとんどは比喩や風刺的な意味で描かれているものである。

 

政府の陰謀

平面論者たちは、地球が球体であることを「大きな隠蔽工作」と考えていて、地球球体説は政府やNASAが何かを隠すためのでっち上げだと主張する。

 

彼らの中には「人類は月には行っていない。行ったという事実をつくためのでっち上げだ」「洗脳計画の一部だ」などと訴える者もいる。平面論者は、これまで政府やNASAが公開した地球の写真は全て作り物と考えていて、あのアポロ計画もその一部だと主張する。※アポロ計画については【アポロ計画は都市伝説!?アポロ計画の陰謀論に迫る】をご覧ください。

 

過去には、地球平面説を証明するために独自のロケットを打ち上げて実際に調査に乗り出そうとした人物もいました。しかし、ロケットが危険という理由で政府に止められてしまった。この結果が政府による陰謀説を補強する事となったという。ちなみに、平面論者はNASAが大嫌いだという。

 

自分の体感

平面論者の中には「水平線を見た時に丸くなかった」というシンプルな理由で、地球平面説を信じたという人も存在する。

 

南極の謎

f:id:ak6ark:20190712073214j:plain

※画像引用元はコチラ

色々な意味で平面論者の「最後の壁」でもある南極が飛行禁止、立ち入り禁止になっている事が証拠。と主張する。

 

ちなみに、平面論者は南極の先は崖ではなく「端っこはない。地球は永遠に続く平面」と主張している。中には「地球の最後は大きな壁」「地球はドーム状の何かで囲われている」という者も存在する。 

 

歴史や資料

ネイティブ・アメリカンや古代エジプト人、世界で最も古い世界地図などに地球が平面で描かれている。実は、中国の歴史書や日本で最も古い歴史書「古事記」にも似たような描写が確認できる。また確かに世界の神話などでも地球平面説が確認できるのは事実。

 

国連の旗

f:id:ak6ark:20190712073153p:plain

※画像引用元はコチラ

この国連の旗のデザインを根拠とする者も多いという。 

 

地球平面説は事実なのか

ここまで平面論者の話を聞くと「本当に地球は平面かも?」と思うかもしれませんが、地球平面説を主張している彼らの中に注目に値する科学者や研究者はいません。

 

先ほどロケットの話もありましたが、実際に本格的な調査などは行っていないのです。少し前に南極に調査隊を派遣することを発表していましたが、きっとこの調査も行われないでしょう。もしかすると、彼らも引くに引けない状況なのかもしれません。 

 

地球球体説

この記事を書いている時「なぜ地球が平面なのか?」以前に、「なぜ地球は丸いのか」について考えていました。宇宙から見た地球はあまりにも「まる」すぎる。そんな疑問がモクモクと頭の上に雲を作り出したので調べる事にしました。すると一番上に出てきた小学生用のサイトにわかりやすく乗っていました。

 

なんと、地球などの天体は「万有引力」という寄せ集める力によって最初から丸っぽい形で誕生するそうです。最初はボコボコの状態で誕生するのですが、それから火山が噴火してボコボコを埋めていきます。そして雨や水によって綺麗に整えられ、今のような綺麗な球体になるそうです。

 

まとめ

歴史を振り返ってみると、それまでの常識や概念に疑いをもった方が歴史をひっくり返してきました。平面論者の主張が合っているかどうかは兎も角、教科書に書いてあることを鵜呑みにせず、自らの考えで検証、行動する勇気は本当に見習うべきだと思います。

 

ちなみに、地球は「空洞」という説も存在しているので【地球の内部に地底都市!?地球空洞説とは】からチェックして見てみて下さい。