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フェルミのパラドックスとは|物理学的に宇宙人が存在する可能性は1%未満

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宇宙人はどこにいるの?これだけ技術が進化しても宇宙人がいる証拠や確信を突く情報などはいまだに何もない。地球外生命体は本当にいるのか?いないのか?

 

 

確かに宇宙人に関しての情報は、映像などを含めてもかなりの数になります。ですが、未だに存在を証明する決定的なものはなに一つありません。そこで今回は、そんな疑問についての答えを様々な仮説を交えてご紹介したいと思います。

 

フェルミのパラドックスとは

物理学者エンリコ・フェルミが昼食を食べながらこんなことを言った。「なあ、宇宙人ってどこにいるんだ?」宇宙人がいる可能性が高いのに、なぜ人類はまだ接触していないのか?と彼は考えたのだ。

 

このように、存在の可能性の高さと、そのような文明との接触の証拠が皆無である事実の間にある矛盾のことを「フェルミのパラドックス」という。※ちなみに、宇宙人の種類については【地球に存在する宇宙人の目的は?種類は?】をご覧下さい。

 

 

宇宙人が存在する可能性

我々のいる銀河系には一千~四千億の星があるとされています。そして、その星の数だけ「銀河」があると言われています。簡単に説明すると、「地球上の全ての砂の粒一つに、1万の星が存在する」というイメージです。そのうちの5%が我々がいる太陽系に似ていると言われています。その中で地球のように生命が住める星というのは1%ほど。

 

少ないと思いますか?では、言い換えましょう。「地球上の全ての砂の粒一つに、100個の地球に似た星が存在する」というイメージです。少ないと思いますか?

 

上記は宇宙全体の話でしたが、我々の銀河系の中でも地球に似た星は10億個ほどあるそうです。また地球のように文明を築けている星は約10万個ほどあるという。

 

宇宙人はすでに地球に訪れている

2021年、アメリカの元国防長官補佐官のクリストファー・メロンという人物が公の場でこのような発言をした事がある。「我々は多くの予算を費やし宇宙の調査を行っているが、我々が地球外生命体を発見する前に、地球外生命体が我々を発見する可能性の方が高いだろう」

 

つまり、もしかすると宇宙人は既に地球に訪れているのかもしれない。実際、2004年にアメリカ海軍によって撮影された「UAP」について、アメリカの議員であるマルコ・ルビオは「アメリカの領空に侵入してきている未確認飛行物体は脅威」と発言していて、今後なんらかの手を打たないと将来後悔する事になると明言している。UAPについてはコチラ⇒【アメリカが認めた未確認飛行物体「UAP」とは】の記事をご覧ください。

 

ちなみに、アメリカ海軍の技術開発者のショーン・カヒルは、このUAPについて「人類がこの技術力に達するにはあと1000年は掛かるだろう」とも明言している。

 

なぜ宇宙人に逢えないのか

ただ、なぜこれだけUFOの目撃情報あって宇宙人がいる可能性が高いのに宇宙人には出会えないのでしょうか?以下。様々な研究者や科学者による仮説をご紹介しましょう。

 

仮説1「すでに地球に訪れている」

人類が誕生したのが約六千年前とされていますが、その前に宇宙人達が訪れていた。すでに地球に訪れているが興味を示さなかったという仮説です。もしくは、既に地球での目的を達成したという仮説になります。詳しくはコチラ⇒【人類の起源は宇宙人「アヌンナキ」なのか】の記事をご確認下さい。

 

仮説2「既に銀河系は侵略されている」

既に銀河系は侵略されているが人類が気づいていない。という仮説です。地球にも未だに発見されていない民族がいるとされていますので、宇宙に宇宙人がたくさんいても単に気がつかないだけかもしれません。 

 

仮説3「人類に興味がない」

あまりにも高度な技術も持って満足した生活をしていたらそもそも地球に興味をもたない。という仮説。

 

仮説4「信号を発信していない」

宇宙でコンタクトをすること自体が危険とされている。という仮説。花火を打ち上げると周りに目をつけられるように、大きくコンタクトできないという仮説です。

 

仮説5「すでに文明がない」

他の全ての文明は破壊されている。もしくは消滅しているという仮説。

 

仮説6「そもそも交信方法が違う」

宇宙人が高度すぎて、我々の技術では交信できない。という仮説。

 

仮説7「政府が隠している」

既に宇宙人と接触しているが、政府が全て隠している。という仮説。

 

仮説8「動物園仮説」

宇宙人によって、地球は動物園のように監視下にあり研究対象とされている。という仮説です。

 

仮説9「違う次元にいる」

宇宙人はすでに違う次元に移動している。という仮説です。パラレルワールドなど次元が違うため、たとえ隣にいても姿が見えないという仮説です。また、肉体を持たないでデジタル化している可能性があるというもの。

 

仮説10「地球が最強だった」

我々が宇宙全体で最も発達した文明。という仮説。地球が一番最強という残念な仮説。

 

仮説11「現実なんてない」

そもそも全て間違っているという仮説。全て空想で虚像。という仮説。

 

宇宙人と交信する為のプロジェクト「SETI計画」

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※画像引用元はコチラ:アレシボ・メッセージ

 

様々な仮説を見てきましたが、実は人類は宇宙人へ何度もコンタクトを試みています。それが、地球外知的生命体探査プロジェクト。通称:「SETI計画」と呼ばれるものです。当初はアメリカの惑星協会やSETI協会が計画の中心となっていたが、現在では様々な国がSETIプロジェクトに参画している。

 

SETI計画では主に宇宙への情報発信が行われている。最初に宇宙へ情報発信が行われたのは1970年代辺りだった。当初は、光学望遠鏡を使って宇宙へ大輝度レーザー光を照射したり、単純に宇宙へ金属板を打ち上げるなどの事を行っていたが、近年は、よりメッセージ性が強い「デジタル画像」などを宇宙へ発信している。

 

有名な物でいうと、アレシボメッセージやゴールデンレコードなどが有名なのではないだろうか。これらのメッセージは現在も宇宙を漂っているらしいが、ただ、これらのメッセージに対して宇宙人から返信があった事は今のところ確認できてはいない。

 

※ちなみに、アレシボ・メッセージが目標とされる星に到着するのは約2万5000年後とされていて、万が一返事が返ってきたとしてもさらに2万5000年掛かる…。

 

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もちろんSETI計画では宇宙からのメッセージを受信することも試みているのだが、1977年に驚くべき事が起きた事がある。アメリカのオハイオ州立大学の電波望遠鏡が、いて座の方向から何者かからの強い電波(有意信号)を受信したというのだ。

 

この時驚いた科学者はとっさに計測紙に「Wow」と書いてしまった。これが通称「Wow! シグナル」と呼ばれるものだが、その後の観測では同様の電波は確認できていないとされている。また、受信した電波の意味も未だに理解できていない。

 

まとめ

確かに宇宙人に関しての情報は、映像などを含めてもかなりの数になります。ですが、未だに存在を証明する決定的なものはなに一つありません。もしかしたら、現在の我々の文明の技術力ではこの大きな壁が乗り越えられないのかもしれません。そもそもそれは虚構の壁なのかもしれません。

 

ですが、近い未来この大きな壁を乗り越える時がきっとくるでしょう。はたしてこの壁の向こうには何があるのでしょうか。