赤ノ録

赤ノ録では、世の中に存在する都市伝説・陰謀論・財宝伝説などを多くまとめております。また未解決事件や不思議な現象、人類の起源などの世界の謎にも触れております。赤ノ録では、オカルトや都市伝説をメインテーマに心からワクワクするような情報を共有致します。

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海外で最も有名な都市伝説12選|都市伝説の域を超えた心霊現象&本当にあった怖い話まとめ

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日本の都市伝説と言えば「トイレの花子さん」や「口裂け女」などが有名だが、実は海外にも様々な都市伝説が存在します。都市伝説は地域や文化によって内容が異なる為、時には都市伝説が歴史や時代背景を反映している事もあります。確かに多くの場合、ただの噂や誤解が元となって生まれたものであることが多いですが、ただ、これらの都市伝説は本当に架空の物語から生まれたものなのでしょうか?

 

 

そこで今回は、世界に存在する代表的な都市伝説をいくつかご紹介していこうと思います。それでは、さっそく見て行きましょう。

 

ピーター・スカリー (daisys destruction)

これは「ダークウェブ」に関する実話です。まずダークウェブ内には「赤い部屋」という動画配信サイトが存在するといわれている。この赤い部屋では、拷問の様子などがリアルタイムで配信されているようで、視聴者がお金を払うと管理人がリクエストなどを聞いてくれるという。赤い部屋の噂はあくまで都市伝説だが、これに近い事件が実際に起きた。※ダークウェブについては「ダークウェブの闇に迫る」をご覧ください。

 

ピーター・スカリーというオーストラリア人が、若い女性を拷問している映像をダークウェブ上で販売していたのだ。被害者は11歳や12歳、中にはデイジーという生後18ヶ月の子供も被害にあった。ピーター・スカリーは誘拐した幼い子供や女性に拷問や性的虐待などを行っており、少なくとも8人の少女が被害にあったという。

 

その中で一番過激な作品が、「デイジーズディストラクション(daisys destruction)」という作品であった。 ちなみに、デイジーとは当時18ヶ月の子供の名前であり、デイストラクションの意味は=破壊となる。ピーター・スカリーはその後逮捕されるが、映像を押収した警察曰く、「ネット上でもっとも最悪な映像だ」と語っている。

 

生後18ヶ月のデイジーは無事救出されたが、11歳のフィリピン人少女は殺害されていた。事件後、ピーター・スカリーはなぜ自分がこのような行動をしたのか自分でも理解ができなかったという。ピーター・スカリーも狂っているが、実はこの映像に視聴者は100万円以上払っていたというから驚きだ。

 

 

This Man

※画像引用元はコチラ

 

This Manは、2006年以降に全世界で目撃情報が相次いだ謎の男です。This Manは、人の夢の中に現れると言われており、全世界、国籍や性別は問わず様々な人の夢の中に現れると言う。This Manの目撃情報が寄せられるきっかけとなったのは、アメリカのニューヨークのとある精神科に訪れた女性が、知らない男性がたびたび夢に現れると相談した事にある。

 

不審に思った医師は彼女の証言を元にモンタージュ作成した。数日後、精神疾患を患った患者が続々と同じような相談を繰り返したという。医師は女性と作ったモンタージュを患者に見せると、なんと、複数の患者が夢で見ていた人物がこのモンタージュの男と同一人物だというのだ。

 

この出来事に興味を持った医師達は同僚の医師達にこのことを話し、モンタージュを共有した。するとこの男を夢の中で見た事があるといった患者が各地で相次いだ。後日、好奇心旺盛な医師たちはこの男に関する情報を集めるためウェブサイトを立ち上げ、彼に関する情報を呼びかけた。すると、This Manを夢で見たという人たちが世界各地で現れたのです。

 

現在ではThis Manの目撃件数は2000件を超えているそうなのですが、ただ最近この話は作り話だという否定的な意見が多い。実は海外ではこのThis Man騒動は社会実験の一環なのではないかと考える人も多いというのです。とは言っても、中にはThis Manを神と信じる者までおり、このモンタージュや都市伝説は現在でも世界に波及し続けている。やはりThis Manが何者なのかは分かっていない。

 

図書館殺人鬼 (Betay Aardsma)

ある学生が図書館で本を探していたら何者かに殺されてしまった。ただ、犯人は図書館という静かな環境であまりにも素早く犯行を行った為、学生が殺害された事に誰も気がつかず、遺体が発見されるまでに一時間ほど掛かった。という都市伝説がアメリカにはあるのだが、この話をなぞるような事件が実際に起きた。

 

1969年、アメリカのペンシルベニア大学で、ある女学生が図書館で論文を書いていたら何者かに心臓をナイフで刺されて殺されてしまった。ただ彼女が倒れる瞬間を目撃した人達はなにが起きたかわかりませんでした。なぜかと言うと、心臓の傷口があまりにも小さく彼女の洋服は赤いドレスだったのだ。結局犯人は見つからず、今でも捕まっていない。この事件がきっかけとなり、図書館殺人鬼の都市伝説はさらに広く語り継がれていく事となった。

 

スレンダーマン(The Slender Man)

※画像引用元はコチラ

 

スレンダーマンとは、身長が2mから3m程で細身、服装は黒のビジネススーツを着用している謎の男の事です。遠目で見るとただの大きなビジネスマンだが、スレンダーマンには顔がないという。また背中には無数の触手を持つ者もおり、自由自在に空間を移動できるという。スレンダーマンは優しい存在と支持する者もいるが、中には自分の気に入った子供を執拗に憑け狙い、主に森に誘い出し、なぶり殺すスレンダーマンもいるという。

 

これまでにスレンダーマンの目撃情報が数多く確認されているが、目撃者は記憶障害や精神異常に悩まされる事があるという。噂では再度スレンダーマンの姿を目撃すると発狂して謎の死を遂げると囁かれているそうです。いくつかの映画やゲームの題材となっており、海外では人気の都市伝説的な存在となっているそんなスレンダーマンだが、ただ現在では、このスレンダーマンはインターネットミームによって生まれた架空の存在だと言われている。

 

実は元ネタは2009年、海外の掲示板で「写真を加工して超常現象的なスクープを作る」といったスレッドだと言われているのだ。スレッドは確認できなかったが、当初は目撃者を装ったコメントなども多く書き込まれており、それが話題になりここまで広まってしまったという。結果スレンダーマンという名前が付けられることになったそうだが、このスレンダーマンは日本で言う、「きさらぎ駅」に近い存在なのかもしれません。※きさらぎ駅についてはコチラ⇒【異世界体験談「きさらぎ駅」の内容と流れまとめ】の記事をご覧ください。

 

 

ヘンリージーグランド

1893年、ヘンリージーグランドという男性が彼女を振って破局しました。彼女はショックのあまり自殺をしてしまいました。すると、その話を聞いた彼女の兄が怒り狂い、ヘンリーを殺害しようと家に押しかけました。そして、兄はヘンリ—に向けて拳銃を発砲。撃たれたヘンリーは倒れてしまい、兄は我に返ってそのまま自殺してしまいます。しかし、ヘンリーは銃弾が頭をかすめただけで実は生きていました。銃弾は後ろの木にめり込んでいたのです。

 

それから20年の時が立ち、ヘンリーはあの時の体験を思い出しもう一度その場所を訪れました。なんと、彼女の兄が撃った銃弾は木にめり込んでいた為、今も残っていたのです。記念に回収したかったヘンリーですが、深くまでめり込んでいて回収できません。

 

そこでヘンリーはダイナマイトを使って木を破壊して銃弾を取り出そうと思いつきます。そしてヘンリーはダイナマイトを用意して木を爆破しました。すると、木の中にあった銃弾はダイナマイトの爆発によって飛び出し、ヘンリーに命中。そのままヘンリーは亡くなってしまいました。

 

黒い目の子供(black eyed kids - BEK)

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アメリカで有名な都市伝説の「黒い目の子供」。通称【BEK】と呼ばれているこの都市伝説はその名の通り真っ黒な目をした子供にまつわる都市伝説です。彼らの見た目は普通の子供と変わらない。主に6歳から18歳ほどで、青白い肌をしているそう。ただ皆一様に「黒い目をした子供」だという。黒い目の子供はこれまでに多くの目撃例が存在しており、遡ると18世紀頃にも目撃例が確認できた。

 

目撃情報によると、黒い目の子供は一般的な子供と行動パターンは似ているという。中にはヒッチハイクや物乞いをしていたという情報も確認できたが、やはり決まったパターンはなく共通点はあまり多くない。また彼らから危害を加えられた情報はなく、目撃者はその瞳を見た瞬間に逃げ出してしまったという。

 

中には黒い目の子供を家に招き入れた者もいたのだが、その後身内に立て続けに不幸が続いた。これらの事から、黒い目の子供はなんらかの悪魔に取りつかれた子供なのではないかと考えられるようになった。その為、現在では目撃しても絶対に家に入れてはいけない存在だと言われている。

 

19世紀の生き埋め事件

ある老人が亡くなった。家族はどうしてもお婆ちゃんが亡くなった事を信じられず、墓場に行って死体を掘り返した。すると、棺桶の内側に爪で引っ掻いた痕があった。という都市伝説は世界各地で確認できるが、だが、実はこの話は実話なのだという。

 

19世紀頃はまだ医療が進んでいなかった為、死亡確認があいまいになりこういった生き埋めが頻繁に起きていたという。当時あまりにも問題となったため、科学者が調査に乗り出した。すると、実際に200人以上の生き埋めが発覚したという。あまりにも酷い話だが、その後の対策はもっと酷かった。その後、生き埋め対策として棺桶の中に鈴を付けたという。

 

表情のない女(The Expressionless)

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1972年、アメリカロサンゼルスの病院に、突然血まみれの白いガウンを羽織った一人の女が表れた。病院では怪我をした人が自ら来院する事もあるが、病院の看護師達は彼女を見て驚愕したという。血まみれの女の容姿は明らかに異常で、人間とは思えないほど無表情で、まるでマネキンのようだったというのだ。看護師が何を尋ねても女は口を堅く閉ざし返事をしない。瞬間、女は表情を変えず口の中から血まみれの肉片をつまみ出して投げ捨てた。病院に来ていた患者が悲鳴を上げると、女はそのまま倒れてしまった。

 

病院は女がなんらかの事件に巻き込まれた可能性があると考え、警察に通報。ひとまず病室へ運び込んで、ベッドに寝かせたという。やがて女は目を覚ましたが、相変わらずの無表情であった。警察を待つ間、病室には不気味な空気が漂っていた。医療スタッフは女を拘束ベルトで固定し、鎮静剤の注射を打とうと考えた。そして看護師が女の腕に鎮静剤の注射を打とうとしたその瞬間、これまで大人しかった女は豹変して凄まじい力で暴れ出した。

 

女は拘束ベルトを振りほどき、大きく口を開けた。そしてそのまま抑え込もうとした男性医師の首筋に噛みついたのだ。噛まれた医師は床に倒れ込んだ。医師が女に「何者なんだ?」と問いかけると、女は大量に出血する医師に顔を近づけてこう答えた。「私は神だ…」と。その後女はアラームが鳴り響く中病院から逃走してしまい、警察が到着したのは女が姿を消してからだった。以降、この女は「表情のない女」と呼ばれるようになったが、その後この女を見た者はいないという。

 

Emilie sagee (エミリーサジエ)

これは実際にあった「ドッペルゲンガー」の話です。イタリアで、エミリーサジエという32歳の女性が教師をしていました。ある日、エミリーに対し生徒が「先生が2人いる」と言い出しました。それからエミリーは生徒に度々「先生が2人いる」と言われるようになったそうです。

 

なんと、そのもう一人のエミリーは授業中にも現れたそうで、ある時には、窓の外にもう1人のエミリーが現れた事もありました。生徒達は不気味がり、エミリーはその現象のせいで職場を18回も移動させられたといいます。ただ不思議なのが、エミリー自身はもう1人のエミリーを見ることは一度もなかったという。その後のエミリーの消息は不明とされています。※ちなみに、ドッペルゲンガ—についてはコチラの記事⇒【ドッペルゲンガ—現象が不吉の象徴と言われる原因】をご覧ください。

 

Bloody Mary (ブローディーマリー)

アメリカで最も有名な話です。ブラッディマリーは、深夜に鏡の前でその名を呼ぶと姿を現す悪霊と言われている。ブラッディマリーは日本語に訳すと「血まみれマリー」と言う意味になります。血まみれマリーは、日本でいう「こっくりさん」や「一人かくれんぼ」に近いかもしれませんが、アメリカでは不幸をもたらす悪霊として広く知られています。

 

遊び方は、

  • 大きい鏡のあるトイレに行く。
  • ロウソクを一本を持って、電気を全部消す。
  • 鏡に向かって「Bloody Mary」と3回言います。

するとマリーが鏡から現れて、

  • 目玉をくり抜かれて顔中ギザギザにされる。
  • 身体中ギザギザにされる。
  • 鏡の中に閉じ込められる。

 

この3パターンのどれかが起こるというものです。呼び出し方は現在までにさまざまなバリエーションが存在しているのですが、アメリカでは昔から鏡は悪魔や怨霊といった負の概念が住む世界とこちらの世界を結ぶ玄関だと考えられている為、基本的にはこの遊びをする時は鏡を使い、マリーに呼びかけます。

 

得られるものが何一つないこのゲームですが、アメリカでは若者の度胸試しなどで人気になっています。うまく会話を進めると呼び出した人物の未来を教えてくれるそうですが、現在のところ未来を教えてもらった人物は存在しないという。この遊びの起源にはかなりの説があるが、最も有名なのが「交通事故で顔がギザギザになってしまった女性の霊の怨み」だという説となっている。

 

チョーキングドーベルマン

これはオーストラリアでは有名な話です。オーストラリアのシドニーに、ある夫婦が住んでいました。夕食に2人で外食をしていて、結構なお酒を飲んでいました。帰宅するときには、夫がかなり酔っ払ってしまいフラフラな状態でした。夫婦はなんとか家にたどり着き、玄関のドアを開けました。すると、飼っていたドーベルマンが玄関でとても苦しそうに倒れていました。それを見た夫は驚いて倒れてしまい、酔っていたこともあり気絶してしまいました。

 

頼りない夫を横目に、奥さんは急いでドーベルマンを助けようとします。「どうにかしなきゃ」と思った奥さんは、慌てて友達の獣医に電話をかけ、急いで病院に向かいました。ドーベルマンは無事に病院へ連れていくことができましたが、倒れた夫のことを忘れていて、慌てて夫の元に戻りました。

 

すると、先ほどの友達の獣医から電話が掛かってきました。でてみると「今すぐその家を出て!」と言われました。言われるがままに慌てて奥さんは夫と一緒に家を出ると、外にはパトカーが止まっていました。数分後に友達の獣医も駆けつけてきました。

 

何事かとその獣医に問うと、「ドーベルマンが苦しそうにしていたのは、のどに人間の親指が詰まっていた」と言うのです。なんと、その夫婦の家には空き巣が侵入していて、飼い犬のドーベルマンが追い払おうとして指を食いちぎっていたのです。その後、家の中を捜索していた警察官がたしかに手から血を流した男を家から引っ張り出してきたそうです。

 

ウィンチェスターミステリーハウス(Winchester Mystery House)

※画像引用元はコチラ

 

ウィンチェスターミステリーハウスとは、アメリカのカリフォルニア州サンノゼにある世界的に有名な幽霊屋敷です。ウィンチェスターミステリーハウスの建設は、ウィンチェスター銃(スナイパーライフル)のビジネスで成功を収めた実業家のウィリアム・ウィンチェスターの妻であったサラ・ウィンチェスターの指示の元始まった。18世紀の末に建設が始まり、サラが亡くなるまでの38年間、24時間365日にわたって増築は繰り返されました。結果、最終的にこの邸宅には迷路のような構造の中に160室以上もの部屋が作られた。

 

18世紀の末、サラは夫との間に生まれた唯一の娘を亡くし、その後に夫自身も亡くしてしまいました。悲しみに暮れていたサラに見兼ねた友人は、霊媒師の助言を求めるよう勧めた。すると霊媒師は「呪いが存在する」とサラに告げたという。

 

なんでも、「ウィンチェスター家が製造している銃が多くの人々の命を奪っている為、一家は呪われている」と言うのです。加えて霊媒師はサラにこう告げた。「西に向かいなさい。そこで銃で亡くなった人たちの霊のために家を建てなさい。けして家の建設を止めてはなりません。あなたがもし家の建築を続ければ、あなたは生き長らえるでしょう。ただもし止めれば、あなたは死んでしまう」と伝えたのだ。この助言を信じたサラは、元住んでいた自宅を出て西へ旅立つ事を決める。そしてたどり着いたのが、カリフォルニア州でした。そしてサラは霊媒師の言うと通り、霊のための家を建築し出しました。

 

24時間365日、サラは建築家に対して常に新しい部屋や新しい階段を追加するように指示し、建造物はますます複雑な構造になっていきました。またサラは亡くなった人々の霊を鎮めるために、奇妙な彫刻や絵画を壁に飾り、それぞれの部屋には不気味なシンボルや奇妙な文字などを描きました。中には部屋としての構造を成していない箇所も多々ありましたが、これらの仕掛けは霊的な何かを惑わす為に設計されたのものだったという。

 

このミステリーハウスはサラの個人邸宅でもあったが、サラは自分の寝室を持たず、霊的な何かから逃れる為に一度も同じ部屋に泊まらずに毎晩違う部屋で過ごしたと言います。これらは呪いから逃れるための防衛策だったが、結局、サラは精神に異常をきたし、健康状態が悪化、38年後の1922年に亡くなってしまった。呪いが存在していたかは不明だが、そんな奇妙な邸宅は現在も残っており、現在では「ウィンチェスターミステリーハウス」と呼称され観光地として多くの人々がその不思議な建築様式や謎めいた空気に魅了されているという。

 

 

まとめ

海外の怖い話や都市伝説はたくさんあるので、この記事は随時更新していきたいと思います。一つの話を深く掘り下げてもおもしろそうです。ちなみにですが、海外でも日本の怖い話や都市伝説は有名になっていて、特に日本の代表作「口裂け女」は海外でもかなり人気で恐れられています。実は日本の怖い話や都市伝説は、海外でも高い評価を受けているのですね。